日時 ２００３年 ７月２７日（日） １３：００～１６：００
場所 大阪市立アピオ大阪 ３０７号
当日の参加者は２０名でした。
講演 『後南朝あれこれ』
講師 中村 啓一氏（本会 執行理事）の予定でしたが仕事の都合で来られなくなり、事務局長
司会の元、自由討論会の形式となりました。
講演の概要（私が覚えている範囲で簡単に紹介）
島野事務局長より「後南朝関係資料」というレジュメの説明
・後南朝の一般知識について系図と年表での説明
・最後の後南朝自天王兄弟と今も続く、後南朝遺臣末裔による川上村の御朝拝式
・熊沢天皇と熊沢蕃山の関係
引き続き、会員の安居隆行氏より
・国会図書館所蔵の「皇胤系図」は明治初期の系図研究者鈴木真年の直筆（きたない字！）
・大阪万国博覧会に自天王の兜が展示されていた
・兵庫県加西市の清慶寺にある南帝塚の謎について
続いて、会員の西村彦次氏より
・岡山県柵原町にある美作後南朝の子孫の良懐親王の墓、「我王の墓」について
・岡山県のそのあたりには菊紋を使った家が多い
島野事務局長より、謎の後南朝系図の展示
美作後南朝系図と坂本家系図の写しを巻物にしたものを会場に広げる。
っと、ここで中村啓一氏が仕事帰りに急遽来場（昨晩からほとんど寝ていないらしい）。
皆で一緒に舐めるように系図の見物＆中村氏による解説付き。
謎の系図の展示風景
遅れて参上、中村啓一氏（左）
美作後南朝系図
坂本家系図
皆で系図鑑賞の図
お疲れ様でした！
講師の中村氏が不参加ということで最初はどうなるかと思いましたが、色々と面白いものを見ることができ、有意義な一日でした。
事務局からの連絡
（１）会誌『家系研究』第３６号は１０月発行の予定。
原稿は９月２０日まで受け付けております。会員の皆さん振るって御参画ください。
尚、第３７号は来年４月頃発行を予定しております。
（２）当会のシンボルマークを募集しております。バッジを作る予定にしております。
応募期限 平成１５年９月末日
採用されたシンボルマークのデザイン者より１名に採用賞が贈られます。
投票 全会員により平成１５年１０月頃
発表 平成１５年１２月頃
応募先 家系研究協議会事務局
〒５６７－０８４２
大阪府茨木市五十鈴町１－２６ 島野穰 方
（３）大阪歴史懇談会、その他より
７月の大阪歴史懇談会の講演「摂津池田城主・池田筑後守勝正を追う」のレジュメ
三好長慶会会長出水康生氏著「天下を制す三好長慶ｖｓ織田信長」の購入申込み
（４）会報の原稿募集
発行は原則として年４回の例会日になるので
２００３年１０月分の締め切り ９月末日
２００４年 １月分の締め切り １１月末日
内容は
地域情報の提供
質問コーナー
資料の紹介
運営・企画への提言
など何でも結構です。
会誌・会報の原稿の送り先、会誌のバックナンバー希望者は事務局長の島野穣 氏まで
閉会挨拶及び記念撮影
（報告者：馬原浩一）
